透明なエポキシ樹脂⑤

とうとう、透明エポキシ樹脂を見つけました。それも、注型用でもなくポッティング用でもない、成形用(特にトランスファー成形用)のものを見つけました。灯台下暗しでした。以前から存じ上げていた成形材料メーカーさんで、製造されていました。特徴としては、透明であることはもちろん、通常のエポキシ樹脂の特徴に加えて、透明な熱可塑性樹脂より耐熱性に優れ、室外においても劣化しにくいところです。ご興味のある方、ぜひお問合せを。

耐熱に優れたフェノール樹脂

お客様から、「700℃の熱に耐える樹脂はないか?」とのお問合せをいただきました。当初は、樹脂で700℃などとても無理と思っていたのですが、探してみればあるもんです。ひとつは、黒鉛を炭素繊維で補強した材料、もうひとつは、フェノール樹脂系の材料です。前者は、2000℃、後者は700℃の耐熱の能力があります。

透明なエポキシ樹脂④

先日、大手メーカー様から「透明なエポキシ樹脂で、封止はできますか?」とのお問合せをいただきました。ポッティングのような方法で作る透明なエポキシ樹脂があるので、それを提案させていただきました。しかしながら、ご希望の数量が多いので、対応はできませんでした。非常に残念です、成形用の透明エポキシ樹脂があればいいのですが。どなたか、成形用の透明エポキシ樹脂があれば、ご推薦いただけないでしょうか?よろしくお願いします。

不飽和ポリエステル樹脂(SMC)による金属の樹脂化

現在、金属でできている部分を不飽和ポリエステル樹脂(SMC樹脂)で樹脂化できるでしょうか?とのお話をいただきました。耐熱温度は100℃程度ということなので、SMC樹脂を使うことは、耐熱については問題ないようです。熱伝導率に優れている樹脂を求められたので、1.4W/m・KのSMC樹脂をご提案しました(製品の形状が平たいのでSMC樹脂にしました)。このお客様、熱硬化性樹脂の存在をご存じなかったようで、ご興味を持っていただきました。

ビニルエステル樹脂

ビニルエステル樹脂の成形に取り組みました。この樹脂も熱硬化性樹脂の一種です。その特徴は、一言で言うと、耐薬品性に優れ、ガラス繊維の含有量も多いので強度に優れていますが、成形するのが非常に難しい樹脂です。見た目は不飽和ポリエステル樹脂(SMC)のようなのですが、触った感触も全然違います。案の定、成形条件を出すのに苦労しました。ポイントは、成形温度と成形時間でした。

熱硬化性樹脂(メラミン樹脂)の耐熱温度

バケツのような形状の成形品が作れないかとの依頼をいただきました。形状については、問題なくできるのですが、求められる性能が耐熱温度が200℃以上で、かつ食品に触れるものなので、食品衛生法に合格しているものでなければならないとのことです。通常、食品用に使用される樹脂はメラミン樹脂なので、メラミン樹脂をお薦めしたかったのですが、耐熱温度が200℃となるとこの製品に使用することはできません。熱硬化性樹脂の中にはこの条件を満たすものは、ないのではないでしょうか。

高熱伝導エポキシ樹脂

お客様から、熱伝導率が高い樹脂が必要だとのご依頼をいただきました。それならばと思い、高熱伝導用フィラーを混ぜたエポキシ樹脂を推薦させていただきました。エポキシ樹脂を選んだのは、熱可塑性樹脂に比べて、熱硬化性樹脂の方が熱伝導率を上げるフィラーを多く混ぜることができるので、熱伝導率の高い成形品ができるのです。ただ、このフィラーを多く入れすぎると導通する可能性も出てきますので、注意が必要です。現在、熱伝導率は3W/m・Kぐらいです。

金属製品を不飽和ポリエステル樹脂(SMC)で樹脂化

お客様から、現在アルミダイキャストで作っている製品を樹脂化したいとのご相談をいただきました。形状としては、平たいものです。お客様のお考えとしては、不飽和ポリエステル樹脂のBMCかSMCを使いたいとのことです。お話の中で、ある程度の強度と寸法精度が必要とのことなので、無収縮のSMCを使うことをお薦めしました。SMCであれば、板状の部分を薄くしても強度は保てます。

透明なエポキシ樹脂③

先日、ご紹介させていただいたすぐれもののエポキシ樹脂について、樹脂量が多くなると黄変すると報告しました。そして、材料メーカーさんが黄変をなくすべく研究中であると。その開発が進み、黄変がなくなりつつあるとのことですが、室内に置いておいても数年なら黄変しないのですが、5年や10年単位となると、黄変するとのことです。また、先日、ご提案を受けたのですが、弾力のあるエポキシ樹脂もあるとのことです。

透明なエポキシ樹脂②

先日、ご紹介させていただいたすぐれもののエポキシ樹脂についてですが、弱点というか玉にきずのような部分もあるのです。ひとつは、容積の大きいものを作る場合、樹脂量が多くなるため硬化時に発生する熱量が樹脂量に比例して多くなる(べらぼうに熱が上がるわけではありません)ので、その影響で、多少透明の樹脂が黄色っぽくなってしまう所です。この点については、材料メーカーさん改良のために研究中です。

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