成形技術technology

熱硬化性樹脂(プラスチック)に特化した技術力

プラスチックは、成形時に熱と圧力が加えられることにより、化学反応を起こし固化する『 熱硬化性樹脂(プラスチック)』と、加熱すると軟化して流動し、冷却すると再び固化する『 熱可塑性樹脂(プラスチック)』の2つに大きく分類されます。

熱硬化性樹脂の特徴

  • 耐熱性
  • 耐薬品性
  • 機械的強度特性
  • 寸法精度

上記の事等に優れ、その特性から独自の用途に使われます。

熱硬化性樹脂は、身近なものではプラスチック製の灰皿や、鍋やフライパンなどの取っ手やツマミ、産業分野では重電部品や電機部品(ブレーカー、メーターカバー、電磁開閉器など)から船舶部品、モーターにいたるまで、鉄やその他の金属、陶器に代わる素材として様々な分野で活用されています。

弊社では創業から一貫して、この熱硬化性樹脂に特化した成形・加工を行ってまいりました。

創業以来、熱硬化性樹脂の特性を生かした少量多品種の生産を得意とし、安定した技術力と弊社独自の成形技術で、従来では困難と思われていた部分の寸法精度を実現したり、あるいは複雑な形状のインサート成形を可能にする等、お客様のさまざまなご要望にお応えしております。

また、従来にはなかった金属やゴムといった他の素材との複合製品も手がけ、新しい付加価値を生み出して製品化したり、組み立てが必要な製品を樹脂による成形品で一体の製品にすることで、お客様のコストダウンを実現いたします。

熱硬化性樹脂3つの成形技術+α

弊社では熱硬化性樹脂製品の加工に際し『3つの成形技術+α』でお客様のご要望に的確に、そして迅速にお応えいたします。

弊社が得意とする3つの成形技術

その中でもとくに、『圧縮成形(直圧成形)』『トランスファー成形』には自信があり、いままで他社製品で満足のいかなかったというお客様にも大変喜ばれております。

お客様のご発注内容、ご要望、ご予算等をお伺いした後、お客様のニーズに応じた最適な成形方法を選択し、成形品の製造計画をご提案させて頂いております。

複雑な形状の成形品はもとより、新製品の開発や小ロットでの御注文にも喜んで対応させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。

そして、弊社最大の誇りは何と言っても『+αの技術力』です。

創業から一貫して、熱硬化性樹脂一筋に培ってきたノウハウと、成形技術者の安定した技術力で、高品質・高精度な成形品をご提供し続けております。

他社様では不可能とされるようなご要望にお応えできるのも、安定した寸法精度を保った製品をご提供できるのも、長年のノウハウと熟練した技術力があってこそ。

例えば、弊社が得意とするエポキシ樹脂によるコイル封止やモータ封止、不飽和ポリエステル樹脂(SMC・BMC)による医療機器部品水中モーターをはじめとする船舶部品などの人命を預かる部品の成形、また繊細な寸法精度が求められる計量器部品など「人間が手を加えることが必要不可欠な成形品」にこそ、弊社の強みが活かされています。

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